人と距離をとりたい、SNSが嫌、と思ったら

2025年6月19日

〜冥王星水瓶座＆牡牛座天王星時代の“価値の再定義”〜

今日は「ちょっと人と距離を置きたいな…」と感じるときの心のサインについて、
星の流れもヒントにしながら綴ってみたいと思います。

こんな感覚、ありませんか？

仲の良かった人と物理的距離があいてしまった
SNSを見ると疲れる
仲間が欲しい一方で、ひとりの時間が、今はとても大切に感じる

実は最近の私も、まさにそんな感覚の中にいます。
でもそれは“閉じこもっている”わけではなく、
自分の内側を見つめ直す、とても静かなリズムの中にいる感じなのです。

人と距離をとることは、拒絶ではなく調律

今、周りを眺めてみても、多くの方がこんな感覚を感じているようなのです。
それは決して「人間関係を断ち切ること」や「孤独」を意味するわけではなく、

『自分の真実に耳を澄ます』ための時間。

誰かのまなざしや“正しさ”に流されるのではなく、
「私は本当はどうしたいのか？」を大切にする時間。

それは魂が『本当のバランス』を取り戻そうとする自然な流れでもあります。

冥王星水瓶座×牡牛座天王星が促す“価値の見直し”

占星術的に見ても、私たちはいまとても大きな時代の節目にいます。

天王星の牡牛座滞在最終章（2019〜2026）
冥王星が水瓶座へ（2023/2024〜2043）

（今日は触れませんが・・・）

土星が魚座から牡羊座へ（2025年5月〜）
海王星も魚座から牡羊座へ（2025年3月〜）

これら天体の影響は、こんな問いを私たちに投げかけているようです：

「あなたにとって本当に心地よい“価値”とは？」
「成果より“納得”で選んでいいんだよ」
「夢やスピリチュアルな理想を、どうやって具体的な“私の意志”として形にする？」
「ぼんやりしていた感覚や共感力を、“私の選択”として表現していくには？」

コロナ前から始まっていた、価値観のリセット

実はこの「価値観の見直し」は、もっと前から始まっていたのかもしれません。

牡牛座に天王星が入った直後、何が起きたか覚えてらっしゃいますか？
そう、ロックダウンやテレワーク。
みんなおうちで過ごしたり、『つるまない』ことを余儀なくされましたよね。

それまで当たり前だった「集団」「つながり」「リアルな場」が、一旦強制的に止まった。
あの体験こそが、一人ひとりの価値基準を再構築するための“土壌づくり”だったのかもしれません。

（新しく作物を育てる前は、土を耕し、雑草も抜きますよね）

じゃぁ、今なぜ多くの会社が人を会社に呼び戻し、出勤するように命じているのでしょうか？

これは、一旦一人で篭って自分の価値基準・価値観を築けたところで、
再度みんなの中に入って同じことができるか？を試されているのかもしれないですし、
本当に同じ理念を持った人同士が集まっているのか？を試されているような気もします。

実際フルリモートで働けていた友人は、フルリモート制度がなくなったのを機に
会社を辞め、自分のしたいことを他で探し始めました。

そして、これはこれから本格化する水瓶座冥王星時代への伏線だという気がするのです。

正しさよりも“納得”で生きるという選択

この数年で、多くの方がこんな感覚をさらに強く持ち始めると思います

誰かの意見ではなくて、私はどうしたい？
自分が本当に望んでる？

私自身、いま改めて「心地よさ」「自分の真実に合致しているか」で選び直すプロセスを体験しています。

占星術についても同じです。
師と仰ぐ人々が言っている理論を尊重・踏襲しながらも、
自分がこの時代に生きているからこそ伝えたいことはなんだろう？

この理論とこの理論、繋げたらどうなるかな？

今までどうしても天秤座の冥王星の衝動なのか、
誰かが正しい、を無意識のうちにベースにしがちだったところを、
自分が一番しっくりくるものを統合してオリジナルを考えていこう・・・

そう思えたら、ワクワクし始めたのです。

それは数字や成果にすぐには結びつかないけれど──
人生の質を深いところで変えてくれそうな実感があります。